なんか昨日メアリさんがヤンデレ属性と言われたことに対してスクイズの桂言葉さんを連想しました~的な事を書いたのですが、親切な方からメッセージを頂きまして、メアリさんの病み方と言葉さんの病み方は根本から違うという指摘を受けました。
言葉さんのヤンデレは誠の存在を知ってからの過剰な恋愛依存、メアリさんのヤンデレは過去のトラウマに依る保護者依存なのだそうで、メアリさんはWikipediaで言うところの『広義には、精神的に病んだ状態にありつつ他のキャラクターに愛情を表現する様子をいう』というヤンデレらしいですな。
メアリさんは前にも書きましたが、七世代後の世界では禍学(かがく)と呼ばれてしまう魔法化学の理論の基礎を築いた子で、その理論は30世代後の世界では、当時の世界人口の八割を死亡させてしまう『ヴェーゲナー回帰』を引き起こす事になります。
戦争や理不尽な暴力をなくすための研究が、逆にそれを引き起こしてしまうという矛盾。未成熟な人間の欲望は、一人の少女の一途でひたむきな熱意すら踏みにじり、結果として惨劇を招く、そういう隠れた設定が当初からあるのですが、ピクリサでは(というかメアリさん生存中の時代の話では)それが表に出る事は絶対にないです。
てか、過去話も本当は書く事はなかったんだけど、偶然あの街にテロリストが居て、大事なものを奪われたからテロリストになった人々と、テロリストによって大事なものを奪われたから世界に復讐しようとしている少女の話で絡めるかな?と思ったので書いてみた次第。
理不尽なのは個人じゃなく世界である、みたいなそんな感じで。
彼女の願いが叶うのはそれこそ五十六億七千万年後とかになってしまうかもしれませんが、でもその意志を継ぐものはどの世代にも居て、そういう人々がいるかぎり希望は失われないんだよ、みたいな魂の伝承みたいなものが根底にあって、故に世界には戦う価値がある、という人間の希望が書きたいんだけど、本業では需要なさそうなのでコミティアかなんかでこっそりやろうかな・・・。
って、なんでヤンデレの話がここまで飛躍するかな(笑)
ピクリサが最近過疎ってきて、ちょっと心配なので今のうちに書いとこうという危惧もあるにはあるんだけど。どうなることやら・・・
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